退院の条件と妄想の日々【大腸がん(直腸がん)闘病記24】

ストーマ(人工肛門)のパウチ(便を溜める袋)の交換


通常なら点滴を含めた全ての管が外れれば退院可能な
状況になるのですが、私の場合人工肛門の為

 
自分でパウチの交換が出来るようになる

 
と、いった事も退院の条件になります。

 
最初は、専門の看護師さんと2人で説明を聞きながら
看護師さんが交換してくれるのをただ見てるだけです。

私は、椅子に座った状態なのでストーマの部分は丸見えです。

 
初めてじっくりと見た時は、かなりのショックでした。

おへその高さ位の右脇の腹部に
ピンク色の腸の一部が露出していています。

そこから時折出て来る、小さい固形物の混じった液状の便が
自分の意志とは関係なく出てくるのを見るのはとても辛かったです。

 
腸自体は触っても全く痛くありませんが
その周りの縫合部分は若干痛みます。

こんなの見るのも嫌なのに、交換やら何やらと
本当に自分で出来るのか?

そう考えると、ものすごく不安になりました。

 
でもですね、なんだかんだ言っても、あと3ヶ月の辛抱。

ここは、我慢して覚えるしかありません。

 

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妄想との闘い


ある日、ふと同じフロアにある休憩所みたいな所
(テレビや雑誌が置いてる多人数が座れる場所)に
病院食の献立表が貼ってあるのを初めて知りました。

何食べても不味いので見てもしょうが無いとは思いつつも眺めていたら…

 

B食:ナポリタン

 

という文字が目に飛び込んできました。

『えっ、ナポリタンなんて1度も出た事ないよな』

そう思いよく見てみると平日の昼食のみ特別食があり
パスタやそば、うどん、カレー等が献立表に記載されてます。

ただし、保険適用外の全額自己負担

自己負担、そんなのかんけーねーと、ばかり迷わず申し込みました。

 
それからは、毎日昼食が超楽しみになったのですが…

 

中途半端に美味しい食事ができると
その分反動も大きくなります。

昼食後は、翌日の昼食の事ばかり考えるし
金曜の昼食後は月曜の昼まで美味しい食事が出来ないと思うと
この世の終わり位絶望的になります。

 
大袈裟だと思うかもしれませんが
1ヶ月近く不味い病院食の病院に入院したら誰でも
それに近い感じになると思います…??

私だけ?

 
入院後半は、売店で買ってきた新潟県のラーメン特集の本を
1日中読み耽け、退院したら全部のラーメン屋をはしごしてやる!!

って、真剣に考え…

 
空想で今自分が食べたい料理を作ったり…

退院したら、あれやこれや好きな料理を全部作って食べまくるとか…

妄想で頭の中が少しおかしくなっていたと思います。

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