CT撮影
■2013年5月21日 がんセンター■
初診から4日後、今度はCTの撮影です。
テレビとかで見た事がある
頭の方に巨大なドーナツ型の機械が付いてるベッドがありました。
バンザイ状態で横になり
十秒ほど息を止めてる間にドーナツが体を通過。
この時に撮影しているみたいですが、
若干被ばくするとの事です。
そして2回目の撮影。
今度は手の甲から造影剤を注射すると
一瞬で体全体に何かが入ってきたのがわかりました。
造影剤で具合が悪くなる人がいるらしいので
撮影後は、廊下でしばらく待機。
何も無い事が確認できたら終了です。
この検査は全然楽だったけど
同じ時間にCT撮影した御年配の男性は
具合が悪くなってどこかに連れて行かれました。
※会計 約9000円
大腸内視鏡検査
■2013年5月23日 がんセンター■
ついに大腸内視鏡検査です。
正直、この検査は怖かった…
指での診察だって嫌だったのに、
あんなに長いケーブルが入ってくるなんて
想像しただけでガクブル。
前々日(CT撮影した日)の夜から食事制限。
(大した制限ではないですが)
そして前日の21時以降からは食事は完全に禁止。
寝る前にアローゼンという薬を飲んで就寝。
当日の朝7時にラキソベロンという薬を飲み
8時頃からムーベンという粉末を2リットルの
水に溶かして2時間位かけて全部飲みます。
これが辛い~!!
わかりやすく言えば食塩水みたいな味、というのが近いかな。
これを2時間で飲みきるのは拷問に近い…
バリウムも辛いらしいけど
飲んだ事がないのでどっちが辛いのかわかりませんが…。
ムーベン飲んでる途中から便が出てきますが
最後の方は無色透明な水が出てくるのは感動です。
ああ~今の自分は身も心も綺麗なんだ~
あ、心は関係ないか…
検査前に、肛門部分に穴が開いた検査パンツと検査着に着替えて待機。
しばらくして呼ばれ、いよいよ検査。
恐怖で心臓がバクバクです。
ベッドに横になると腸の動きを止める薬を注射され
肛門に麻酔入のゼリーを塗られます。
先生が手にしている内視鏡を見てビビリはMAXです!!
そして挿入。
うぎゃ!!
技師「力入れないで!!入らないよ!!」
怒られました…
痛くはないんだけど、あんな長い物が入ってくと思うと
つい、リキんでしまいます(泣
けど一度入ってしまうと、もうなんて事ない。
そして、直腸に入っていきなりの事でした…
目の前のモニターに写っていたのは
直腸を半分以上塞いでいる大きな腫瘍でした。
それは自分の想像以上の大きさでした。
技師「あ~これは大きいね」
と、内視鏡技師の先生がポツリ。
私はモニターをガン見しながら絶句中…
カメラが曲がり角に突き当たる度に
チクリとした感覚がお腹の中からありました。
何よりも苦しかったのは腸内を見やすくするために
空気を送るのですが、その度にお腹が張るのが
辛かったです。
他にポリープらしき物は見当たりません。
そしてカメラが再び腫瘍の所に戻って来ると
腫瘍の一部を採取して検査は終了です。
急いでトイレに駆け込むと空気は出ませんでしたが
真っ赤な水便が出てびっくり!!
それは、腫瘍を切った時に出血した血でした。
その後がんばっても空気が出ないので
お腹が張ったまま会計してから
トイレに籠城です。
車は運転しないように言われてたので
電車で来たのですが、こんなにお腹が張っていたら
絶対に電車に乗れない。
トイレで籠城してた時がこの日イチ辛かった…。
じっとしていても、何してもお腹が苦しい。
苦しさにうめいてましたが、しばらくすると…
ブウ~
すっごく大きな音と共に空気が大量にお尻から出てきました。
それと同時に何とも言えないお腹の清々しさが…。
ようやく電車に乗る事が出来ましたが
モニター越しに見た大きな腫瘍が頭から離れる事は無く
更なる不安に襲われた日でした。
会計 約15,000円
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