今までの経緯での補足
ここまでの経緯で説明が足りなかった事が
いくつかありましたので補足しようと思います。
●大腸がんの種類
大腸がんだの直腸がんだの、よくわからない方には
ややこしいと思われるかもしれません。
大腸に出来るがんは
・盲腸がん
・上行結腸がん
・横行結腸がん
・下行結腸がん
・S状結腸がん
・直腸がん
と、発生した場所で呼び名が変わるのですが
大まかには直腸に発生したがんは直腸がん。
それ以外は結腸がんと診断されます。
この直腸がんと、結腸がんの総称を大腸がんと呼ぶのです。
そして、直腸は肛門と直接繋がっている事もあり
腫瘍が肛門に近いほど人工肛門へのリスクが高まります。
私は、本当にギリギリだったみたいです。
抗ガン剤が効かなかったら完全に永久人工肛門でした。
●喫煙と飲酒
先にも述べたように、お酒は飲みますが
禁酒になっても全然平気です。
問題は、タバコでした。
先生は、お酒に関してはあまりうるさくは言わなかったのに
タバコは絶対に吸わないようにと何度も言ってました。
しかし、ヘビー・スモーカーではありませんでしたが
禁煙を出来る自信が全くありませんでした。
案の定、手術前の抗ガン剤治療が本当に辛く
ストレスから家族の目を盗んでは吸っていました。
後ろめたさで家族に悪いと思いながらも
完全にタバコを止める事がどうしても出来ません。
私の気持ちの中では
『どうせ入院したら嫌でも吸えなくなるんだから
今の内だけちょっと位いいじゃん。』
そんな気持ちもありました。
そんな中、私の病気の事を聞き集まってくれた地元の友人達。
超久しぶりにも関わらず皆本気で心配してくれてました。
そして驚いたのが、皆私よりもヘビー・スモーカーだったのに
健康のために完全にタバコを辞めていたという事実。
そんな事もあり、手術1ヶ月前には
完全にタバコは止めて入院まで我慢し続けるする事ができました。
禁煙しないまま手術をすると痰が止まらず
相当苦しい思いをするとネットで見ましたが
そういった事もありませんでした。
入院の計画
話が前後になってしまいますが、手術前に入院の計画表を頂きました。
計画表には
【超低位前方切除術+人工肛門造設術】
と、書いてあり
2013年8月16日~9月3日(退院予定)
の期間の予定が書かれていました。
私がビックリしたのが退院の予定日。
予定とはいえ20日が手術なので、術後わずか14日間で退院!?
開腹手術なので私のイメージでは2ヶ月位は
入院するのかなって思ってました。